今月の書評は『リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか』。 小島道一著 (中央公論新社)長年の現地調査で得た情報と各国の貿易統計等をもとに、さまざまな品目の事例から国際リサイクルの現状と問題点を紹介し、ひいては日本国内のリサイクルをどう考えればよいかを論じ、今後の国際リサイクルの方向性についても見通しを示す一冊。サプライチェーンと同じようには陽が当たってこなかった廃棄のグローバル化。そこに光を当てようとした書籍です。
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